銘柄選びに困っている初心者が必ず知っておきたい株用語
ファンダメンタル指標は、銘柄選びに欠かせないものですが、
「EPS」「PER」「PBR」「ROE」
など意味不明な横文字が多く、覚えるのに一苦労。好きな韓国俳優やK-POPアイドルの顔と名前はすぐに覚えられるのに、興味の熱量が違うとこんなにも記憶力が低下するのか……と自分に落胆しています。
しかーし。
株式投資をやる上で指標の意味を知ることは、めちゃんこ大事!
ということを最近本当に痛感したので、
忘れたときにいつでも見返せるよう、自分のブログに「必ず知っておきたい株用語」として記録を残しておくことにしました。
私の記録が少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。
- 株用語の基本の「き」を知りたい人
- 銘柄選びに困っている株式投資初心者
投資初心者にとって、銘柄選びというものは難しいもの。
「どの銘柄を買ったらいいの?」「どうやって選んだらいいの?」と迷ってしまうものです。
そんな時におすすめなのが、
ファンダメンタル指標を見ること
なぜなら、
- 毎期業績が順調に伸びていて株価も上昇しそうな企業
- 企業価値に比べて株価が明らかに低くなっている企業
- どん底から不死鳥のように蘇りそうな企業
そういった将来株価が上昇する可能性の高い銘柄を見つけるために、ファンダメンタル指標は有効だからです。
というわけで、以下に私が最低限チェックしている指標をまとめてみました。
<業績> 企業の稼ぐ力がわかる指標
❶ EPS
<株価指標> 株価の割安度を測る指標
❷ PER
❸ PBR
<財務> 企業の収益性や安全性に関する指標
❹ ROE
❺ 自己資本比率
一つずつ解説していきますが、ひよこ投資家が勉強したことをまとめていく記事なので、説明が足りないところもあるかと思います。その点をご了承の上、お進みください。
EPS
株探だと「修正1株益」が「EPS」だよ。
EPS(「Earnings Per Share」の略。日本語では「1株当たり純利益」と訳される)は、
「1株持っているといくら還元されるのか」がわかる指標
で企業の「収益性」や「成長性」を評価するために使用されます。
EPS=当期純利益÷発行株式数
これは投資家にとってめちゃくちゃ重要な指標なのですが、
「なぜ重要なのか?」ということをとーってもわかりやすく説明してくれている動画を見つけたので貼っておきます。
上の動画を作った株の買い時さんの著書『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術』に
僕の投資では、このEPSがどんどん増えているかどうか、という点を最重要視します。
と書かれていますが、私も投資する際は、必ずチェックしています。
PER
PER(「Price-Earnings Ratio」の略。日本語では「株価収益率」と訳される)は、
企業があげる利益からみて、株価が割安か割高かを判断する指標
PER=株価÷EPS(1株当たり純利益)
一般的にはPER15倍が基準となり、それ以下になると株価は業績に対して割安、逆に15倍より高くなると割高と言われます。でも、
PER=割高=危険
というわけでもありません。
PERが高い、つまり「つくり出している利益に比べて、株価が高い」ということは、投資家に人気がある証拠。
高PERの企業は、将来、利益がどんどん伸びていくに違いないという投資家の「期待値」を示しています。
PBR
PBR(Price Book-Value Ratioの略。日本語では「株価純資産倍率」と訳される)は、
企業の純資産からみて、株価が割安か割高かを判断する指標
PBR=株価÷BPS(1株当たり株主資本)
一般的に1が基準で、多くの人が「1以下ならお買い得」と思っています。
ROE
株探だと、個別銘柄ページにアクセスし「決算」→「収益性」タブをクリックすると見られるよ。
ROE(「Return On Equity」の略。日本語では「自己資本利益率」と訳される)は、
自己資本を使って、どれくらい効率的に利益を生み出しているかを示す指標
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
一般的に10%以上なら収益力の高い優良企業という評価がなされます。
自己資本比率
株探だと、個別銘柄ページにアクセスし「決算」タブをクリック。下にスクロールすると出てくる「財務」に載ってるよ。
自己資本比率とは、
倒産の危険性が高くないかどうか、を確認する指標
自己資本比率が高けれが高いほど、そう簡単には潰れない会社となります。
50%以上なら合格点と言われているよ。
- EPS(1株当たり純利益)|超絶重要な株式指標で、稼ぐ力がわかる
- PER(株価収益率)|代表的な指標の1つで、人気度を表す
- PBR(株価純資産倍率)|割安性を測る指標
- ROE(自己資本利益率)|収益力を見る指標
- 自己資本比率|倒産の可能性を確認するための指標
というわけで、株用語の基礎の「き」でした。株式投資の世界は奥が深いので細かいことを言い出せば無限にあるのですが、今回はこの辺りで切り上げたいなぁと。
また気になった指標や足りない部分があれば追記していきたいと思っています。おしまい。
*アイキャッチにはStorysetの素材を使っています。