あなたがデイトレードで負ける5つの理由
デイトレードで負け続けているのだけど、どうしてだろう……
と悩んでいる方へ。
ここではその理由を探りつつ、その対処法を考えていきます。
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と書きましたが… この記事には、今までに数え切れないほどの失敗をしてきた自分に向けて
「もう二度と同じことを繰り返すんじゃないぞーーーっ!!!」
という自戒の意味が多く含まれています。むしろそっちがメインかもしれません。
上手くいかない方法をしない=損失を減らす
だと何かで読みましたが、私の負けパターンが誰かの反面教師になれば幸いです。
- マイルールが曖昧
- 感情を相場に持ち込み、ルールを破る
- 負けを取り返そうとする
- 指値を上げる
- 損切りしない
一つずつ解説していきます。
マイルールが曖昧
マイルールが曖昧なときは、本当に上手くいきませんでした。
NGワードは「〇〇そう」です。
「なんだか上がりそう」「かなり下落したから反転しそう」…… こんな感じで根拠もなくデイトレードをやっていると損失が膨らんでいきます。
必ず
- 〇〇な場面がきたら取引する
- 〇〇になったら利確
- 〇〇になったら損切り
というルールを決めましょう。
じゃあ、
マイルール作りって、どうやってするの?
という問題ですが… 私の手順をここに残しておこうと思います。
我流なので、全てのみなさまにピタッと当てはまることはないかと思いますが、一つの参考にしていただければ。
トレンド系 | オシレーター系 |
移動平均線 一目均衡表 ボリンジャーバンドなど | RSI MACD ストキャステックスなど |
まずはここから。最低限の基礎知識を身につけないと戦えない…!ということで、本やYouTube・サイトで勉強しました。
おすすめの本
初心者にはとっつきにくいけれど、読むと理解が深まるよ。
じっくり注視していると、〇〇のときは上がることが多いな、△△のときは下がりやすいななど、いろいろな気づきが出てきます。
シミュレーションで自信がついてきたら、少額(私の場合は3000円以下の株)で取引をスタート。トレード毎に記録をつけ、改善ポイントなどを分析。
という感じです。
マイルールを決めたことでしなくなったこと
エントリーする場所が絞られるため、
- ポジポジ病(常にポジションを持っていないと落ち着かないというトレーダー特有の病気)
- ジャンピングキャッチ(株価が勢いよく上昇してる時に飛びつくように株を買うこと)
をすることはなくなりました。これだけでもデイトレ人生が一歩前進したような気がしています。
感情を相場に持ち込み、ルールを破る
最近もドカーンと損失を出してしまったのですが…
敗因は、「もっと利益を出したい…!」という欲を抑えられず、使い慣れていない指標で焦って取引をしたからでした。
デイトレードはルールが命。
そこから逸脱してしまうと安定して勝つことができないので、感情をコントロールし、基本的に同じことを繰り返すのがめちゃくちゃ大事だなと感じています。
負けを取り返そうとする
負けたあと、一発逆転を狙ってロットを増やすなど無理なトレードをすると上手く行かないことが多いです。
ちなみに損失で終わったときのマイルールは、
- 負けをその日に取り返そうとしない
- 一度席を離れ、一息入れる
の2つ。
負けたときは、変に気合いを入れて頑張るよりも、一回ちゃんと休んで乱された心が和らぐのを待つ方がいいんじゃないかな、と思っています。
指値を上げる
注文を出したのに約定せず株価がどんどん上がっていってしまった場合は、指値を上げてまで買わないようにしています。
理由は、
- 指値を上げると高値掴みになり、損失リスクが大きくなる
- 買えなくても、資産は減らない
から。
上がっていってしまうと悔しいですが、
「チャンスは何度でも巡ってくるから問題なし」
と自分に言い聞かせるようにしています。
損切りしない
「過去にこれで何度も失敗してるからなーー!!!もう二度と同じをこと繰り返すなよーーー!!!」
と耳タコになるほど自分に言い聞かせたいのが
損切りができないのは罪
ということ。
なぜ損切りが大事かというと… 以下の表を見ると一目瞭然だと思いますが、
損失の割合 | 元本回復までに必要な利益率 |
---|---|
5% | 5.3% |
10% | 11% |
20% | 25% |
30% | 43% |
40% | 67% |
50% | 100% |
大きな損失を出した場合、その損失を取り戻すためには、より高いリターンが必要になるから。
デイトレーダーとして成功するための心構えを凝縮した一冊『デイトレード』にも
早期に少額で損失を実現することが、元本の減少を確実に防ぐための唯一のアプローチであり、手段である。
と書かれているのですが、本当にその通りだなぁ、と身を持って実感しています。
損切りを強制的に行う方法
損切りがなかなかできない……
と悩んでいる人におすすめなのは、
逆指値注文。
逆指値注文とは?
「価格が上昇し、指定した値段以上になれば買い」「価格が下落し、指定した値段以下になれば売り」とする注文方法です。通常の指値注文で、それぞれ、「指定した価格以下で買い」、または「指定した価格以上で売り」とすることと逆の注文方法であることから「逆指値」と呼ばれます。
私が愛用しているSBI証券の「HYPER SBI 2」では、「逆指値へ」ボタンをポチッとすると発注することができます。
「設定価格を下回ったら売り」と発注しておくことにより、損失の拡大を防ぐことができるよ。
- マイルールが曖昧
- 感情を相場に持ち込み、ルールを破る
- 負けを取り返そうとする
- 指値を上げる
- 損切りしない
以上、「デイトレードで負ける5つの理由」でした。
なぜ私の失敗体験を書き連ねたかというと「負けパターンを知る→無理&無駄なトレードが少なくなる→損失が減る」と感じているから。
デイトレードを始めて数ヶ月。
自分のトレードスタイル確立へはまだまだ道半ばですが、負けても諦めずガンガン模索していきたいと思っています!
私が「デイトレードしやすいな。使ってよかったな」と感じている証券会社を
- 手数料の安さ
- チャートの見やすさ
別に紹介して終わりにします。
デイトレにチャレンジしたい…!と思ったその時に、参考にしていただければ。
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